研修開発のケース②ロジカルシンキング研修のテーマ設定

今回取り上げる研修テーマはロジカルシンキングです。10年くらい前から

関心が高まり、実施している企業も非常に多い研修のひとつです。

仕事において考える機会が減っているわけではありませんが、もっと質の高い

思考をするための一つの手法として高いニーズがあります。

では、どのようにテーマを設定していけばいいのでしょうか。

 

ロジカルシンキングというと、ロジックツリーの作り方やMECE(もれなくダブリなく)の考え方を

学習するイメージが強く、応用的なケースになると定量分析やフェルミ推定を扱うことも

あります。

 

研修のテーマ設計の観点からすると、下記の観点を十分に考慮しながら、

検討していく必要があります。

 

○考えることに関して現場にどんな問題が発生しているのか

 

※若手社員があまり考えていないといった抽象的ではなく、具体的に整理する

 

⇒伝えてくる情報がわかりにくい

⇒資料がうまくまとめられない

⇒会議がうまく進まず、無駄が発生している

⇒現場の問題がなかなか解決しない

 

○どんなアウトプット・考えを期待しているのか


※考えることを通じて何を具体的に実現してほしいのかを整理する

 

⇒わかりやすい整理された資料(文章)

⇒わかりやすい発言・説明(コミュニケーション)

⇒事実ベースでの状況把握(理解)

⇒スピーディーな問題解決(分析・意思決定)

 

このような観点で情報を整理し、テーマを決めていきます。

思考法やツールを学習することがテーマになると、現場の活用や

研修成果から見て、効果が下がってしまいます。

 

ロジカルシンキング研修のテーマ設定も目的ベースで考えるようにしましょう。

研修設計自体がロジカルでないといけません。


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